「フツーの住まいがほしい!」貧困ビジネスは退場せよ!東京集会の報告
昨日10月4日に新宿農協会館にて、「フツーの住まいがほしい!」貧困ビジネスは退場せよ!東京集会が開かれました。
ちょうど朝日新聞で「無届・無料低額宿泊所業者を告訴へ」という記事が掲載されたせいか、会場は70名ほどの参加者でほぼ満席。
「無届・無料低額宿泊所問題弁護団」からは「厚銀舎」と「シナジーライフ」の法的問題点が説明され、入居していた当事者からは「文句を言えば追い出されて、人権もない」「配布されるコメは10キロあったがひどいものでスーパーで見たこともない」といった怒りと悲痛が入り混じった声で告発がありました。
ほっとポットの藤田孝典さんは、路上に出るか低劣な宿泊所にとどまるかという2択しかない現状が問題だ、生活保護において宿泊所を定住場所とするのではなく、あくまで地域での居宅保護を推進しなければならい、宿泊所はやがては解体されなければならない時代遅れなもの、と力強く発言されました。
首都圏追い出し屋対策会議からは、この間の事件や行政の動きについての時系列での整理と説明、今後の取り組みについての報告があり、住まいの貧困NWからはシンエイ闘争の報告、家賃保証業者によるブラックリスト問題についての論点提起を行ないました。
質疑応答の時間には、第2種福祉施設を運営する業者が「無届低額宿泊所のすべてが悪いとは思わないでほしい」などと発言。野宿支援者からは「まっとうな施設を作り運営するなら、それほど儲けが出る商売ではないはず。儲けたいなら他の業種に移ってほしい。人と人とがどのように関わる世界を望むのかという根本的なことが問われている。」といった熱いアピールがありました。
これまではややもすると、屋根がある、ないといった外形的な枠組みで分断されがちであった問題を「ハウジングプア」という言葉で結びつけ、「居住系貧困ビジネス」の実態を浮き彫りにさせた大変有意義な集会であったと思います。
住まいは基本的な人権であるという思想が根付き、住宅政策の転換に結び付ける大きなうねりのきっかけへとこの集会がなれば!
ちょうど朝日新聞で「無届・無料低額宿泊所業者を告訴へ」という記事が掲載されたせいか、会場は70名ほどの参加者でほぼ満席。
「無届・無料低額宿泊所問題弁護団」からは「厚銀舎」と「シナジーライフ」の法的問題点が説明され、入居していた当事者からは「文句を言えば追い出されて、人権もない」「配布されるコメは10キロあったがひどいものでスーパーで見たこともない」といった怒りと悲痛が入り混じった声で告発がありました。
ほっとポットの藤田孝典さんは、路上に出るか低劣な宿泊所にとどまるかという2択しかない現状が問題だ、生活保護において宿泊所を定住場所とするのではなく、あくまで地域での居宅保護を推進しなければならい、宿泊所はやがては解体されなければならない時代遅れなもの、と力強く発言されました。
首都圏追い出し屋対策会議からは、この間の事件や行政の動きについての時系列での整理と説明、今後の取り組みについての報告があり、住まいの貧困NWからはシンエイ闘争の報告、家賃保証業者によるブラックリスト問題についての論点提起を行ないました。
質疑応答の時間には、第2種福祉施設を運営する業者が「無届低額宿泊所のすべてが悪いとは思わないでほしい」などと発言。野宿支援者からは「まっとうな施設を作り運営するなら、それほど儲けが出る商売ではないはず。儲けたいなら他の業種に移ってほしい。人と人とがどのように関わる世界を望むのかという根本的なことが問われている。」といった熱いアピールがありました。
これまではややもすると、屋根がある、ないといった外形的な枠組みで分断されがちであった問題を「ハウジングプア」という言葉で結びつけ、「居住系貧困ビジネス」の実態を浮き彫りにさせた大変有意義な集会であったと思います。
住まいは基本的な人権であるという思想が根付き、住宅政策の転換に結び付ける大きなうねりのきっかけへとこの集会がなれば!
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