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08年10月19日反貧困世直しイッキ 住まいの貧困分科会記録②

【各スピーカーの紹介】(当日発言順)

土田 政彦(スマイルサービス事件裁判原告)
派遣社員時代にスマイルサービスの物件において、さまざまな被害を受けてきました。低所得層や日払い等の派遣社員などをターゲットにし、さまざまな違法行為を行ってきたスマイルサービスに対し、きちんと被害者に対しての謝罪、ならびに社会に対する責任をきちんと全うしてもらいたいことを訴えていきたいです。
連絡先:
スマイルサービス闘争を支援する会
e-mail:nosmileact@gmail.com

草間 幸彦(「ホームレス地域生活移行支援事業裁判」を支える会)
「ホームレスに低家賃でアパートを提供」との触れ込みで都内で実施された「地域生活移行支援事業」。しかし、事業での「アパート」の賃貸契約は2年間の「定期借家契約」でした。この定期借家契約の是非を問う裁判の報告などを通じて、居住権について一緒に考えていければと思います。
連絡先:
「ホームレス地域生活移行支援事業裁判」を支える会事務局
スープの会・地域生活支援ホーム
電話/FAX:03-3260-1877(担当・後藤)
事務局(問い合わせ)後藤直通:090-4009-4719
e-mail :soup1994_2@mac.com

細谷 紫朗(東京借地借家人組合連合会)
借地借家人組合の連合会は、40年にわたり借地借家借家人の権利を守って活動しています。規制緩和によって借地借家法が改悪されようとしています。基本的人権である居住の権利を守るために、借地借家法の改悪をストップさせ、借家人を期間満了で無条件に追い出す定期借家制度を廃止させましょう!
連絡先:
東京借地借家人組合連合会
〒102-0072
東京都豊島区西池袋5-13-10 ハイマート西池袋101
電話  03-3982-7277
FAX  03-3982-7659

戸舘 圭之(弁護士、スマイルサービス被害対策弁護団事務局長)
スマイルサービスの問題を通じて、一企業の違法行為という問題にとどまらず、日本における住居権保障の在り方についても広く社会に広めていきたいと考えています。

川西 浩之(個人)
障害者、車いすを利用している者の立場から、私自身のヘルパーを入れた生活をしているきっかけを話しながら、住宅を借りた時の問題を話したいと思います。

横山 晃久(自立生活センターHANDS世田谷)
福祉の分野がいま大きく後退しています。福祉は行政責任で行うべきと思っています。障害者の立場として、生活保護を取り、地域での自立生活を勝ち取っていくためにも障害者の枠を超えて、いろんな人たちと連帯していかなければ、この日本は変えられません。
連絡先:
自立生活センターHANDS世田谷
hands@sh.rim.or.jp

鈴木 卓郎(精神障害者地域生活支援 とうきょう会議)
日本の精神科病院には、何十年間も入院生活を余儀なくされてきた人たちが大勢います。その人たちが退院して地域で当たり前の生活を送るために、住まいの確保は最も基本的な条件ですが、社会的偏見や支援制度の不備などによって、現実には多くの困難がともないます。分科会では、そうした問題に取り組む支援者の立場で発言します。
連絡先:
精神障害者地域生活支援とうきょう会議

椛木(しんぐるまざぁず・ふぉーらむ(会員・当事者))
シングルマザーはただでさえ部屋が借りにくいのに、苦労して借りた部屋を生活保護と引き換えに強制的に解約、監獄のような母子支援施設に入所させられ、子供の保育園は遠くなるわ風呂はないわ門限はあるわでそこから抜け出した経験で感じたことを訴えたいです。

鈴木 俊志(国内保証援助会被害者(なかまユニオン))
家を借りるため、就職のために何かと必要な保証人、これらを今ではインターネットで手軽に用意できるのですが、そこには思わぬ落とし穴が待っているのです。俗に言う貧困ビジネス。最近急増する保証人代行トラブルをお話しします。
連絡先:
なかまユニオン 鈴木俊志 070-5553-4890
arere@ric.hi-ho.ne.jp

稲葉 剛(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい)
<もやい>では、路上・ネットカフェ・施設・病院など、広い意味での「ホームレス状況」にある方々の入居支援・生活支援をおこなってきました。居住権を奪われて、「ハウジングプア」状態に置かれた人々の状況をもっと社会に訴えていければと思っています。
連絡先:
NPO法人自立生活サポートセンター・もやい
 東京都新宿区新小川町8-20こもれび荘
 電話:03-3266-5744(火曜・金曜)、FAX:03-3266-5748
 
ジェネヴィーヴ・トラン(カナダ人教師)
カナダで、日本の私立学校教師として採用され、自分でアパートを探した。住宅手当も支払われていたが、2年経って突然の不当解雇を言い渡され、アパート退去を命じられた。学校側は、30日以内に退去すれば100万円の引越し私物輸送費を負担すると申し出た。退去を拒否したところ、学校と不動産に裁判で訴えると脅される。現在、不当解雇を訴え雇用主を提訴。
連絡先:
全国一般労働組合東京南部
港区新橋5-17-7 小林ビル2階
Tel: 03-3434-0669
Fax: 03-3433-0334
e-mail: nugw_ts@jca.apc.org
(労働相談お受けします)

戸叶 トシオ(山谷労働者福祉会館活動委員会)
私たちは、山谷、隅田川、上野公園など東京東部地域で野宿して暮らす人々と共に、居住と労働の問題を中心に活動を続けてきました。居住について、私たちは野宿からアパートでの生活を求め、生活保護を集団で申請する行動を昨年の12月から行っています。水際作戦(役所窓口で、貧困層を生活保護からの排除する動き)に対し、多くの仲間が抗議の声をあげ、これまで200人弱の仲間がアパートでの生活を獲得してきました。この行動を中心に報告します。
連絡先:
山谷労働者福祉会館
〒111 東京都台東区日本堤 1-25-11
電話・FAX:03-3876-7073
電子メール: san-ya@jca.apc.org

司会:藤本 龍介(借家人権利向上委員会)
借家人の権利を向上させるために頑張る委員会です。借家人は意外に法律で守られています。不当な大家や業者には力を合わせて立ち向かいましょう。現在、主にスマイルサービスという西新宿の不動産業者による不法行為事件に取り組んでいます。
連絡先:
借家人権利向上委員会
e-mail:syakuyanin@gmail.com

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