ネットワークの1年間の活動(2009年3月~2010年3月)
10年3月22日に設立1周年を記念して新宿で集会を行ない、ネットワークがこの1年どのような活動を行なってきたのか、振りかえりました。その参考資料を掲載します。活発な一年でした。
■ ネットワークの1年間の活動(2009年3月~2010年3月) ■
① ネットワークの発足のきっかけ―08年10月19日の反貧困ネットワーク主催の「反貧困世直しイッキ!大集会」(明治公園)の「住まい分科会」の参加者を母体に準備会を重ねて発足。
② 09年3月14日 「ネットワーク設立集会とデモ」、大久保地域センター、200名参加。
賛同団体26団体、個人の賛同46名を得て、「なくそうハウジングプア! 安心できる住まいを!」の実現をめざす各界の個人参加で設立。「設立宣言」-「安心できる住まいをすべての人びとに取り戻すため、ともに立ち上がりましょう」
③ 3月28日 「反貧困フェスタ2009」・住まいの分科会の開催、テーマ「住まいのセーフティネットをつくろう、安心できる住まいとは」、千代田区・神田、「最低居住水準」の模型展示と「私たちが望む住まいとは?」のパフォーマンスなど。
④ 4月19日 「追い出し屋被害ホットライン」の実施。「住まいの貧困、ハウジングプアをなくそう!」、3回線の電話は鳴りっぱなし。63件の相談寄せられ、うち追い出し屋被害11件。
⑤ 5月10日 「全国追い出し屋対策会議・東京集会」の開催。同対策会議と共催。新宿・農協会館。「安心できる住まいを奪う悪質業者に法規制を」
⑥ 6月14日 「住まいは人権デー」駅頭宣伝、リレートーク。「国民の住まいを守る全国連絡会」(住まい連)との共催。1996年6月14日、トルコで開かれた第2回国連人間居住会議で「居住の権利宣言」が採択されたことを記念し、毎年開催されてきた宣伝行動を共同開催。
⑦ 7月8日 「国土交通省・民間賃貸住宅部会」に申し入れ。「民間賃貸住宅部会の公正な審議について」、「部会委員に借主側代表の参加を」、「追い出し屋被害の当事者の意見反映の場を設けよ」、「ハウジングプアの解消に向けた総合的な議論を行うこと」などを申し入れ。
⑧ 8月4日 住宅賃貸会社、管理会社の「(株)シンエイ、シンエイエステート」に要求書送付。
「貴社の契約内容および管理行為に違法、もしくは不当行為が見られたので、ここに抗議し、謝罪および改善を求める。」、督促手数料(滞納違約金)の支払いの義務付け、退室立会費の徴収、脅迫・威迫行為の実施などに対して。
⑨ 9月12日 「シンエイ問題の相談会と弾劾デモ行動」。東京・立川。「入居者同士のつながりで安心できる住まいを求めて立ち上がろうー住まいの権利確立に向けて」。シンエイ問題の相談会の開催、3名の「元・現」入居者が「滞納違約金と退室立会費の返還求める通告書」を記入。デモ行動を実施後、通告書を提出。
シンエイ、督促手数料(滞納違約金)3千円の徴収を撤回―9月12日の相談会とデモ行動、通告書の提出とその後のたたかいによって、09年12月、シンエイは滞納違約金3千円の徴収を撤回しました。
⑩ 9月13日 「安心できる賃貸住宅の実現を求める市民集会―住まいを奪う追い出し屋に法規制を!」。東京四谷・主婦会館、90名参加。全国追い出し屋対策会議、賃貸住宅トラブルネットワークとの共催。「安心できる賃貸住宅の実現求める宣言」を採択。
⑪ 9月18日 「民間賃貸住宅部会は当事者の声を聞け」国交省前宣伝行動。この日、第7回民間賃貸住宅部会が開催され、消費者団体等からのヒアリングが行われた。「私たち抜きに私たちの住まいについて決めるな」のビラ配布、ハンドマイクによる宣伝を行う。
⑫ 9月29日 「家賃保証会社によるブラックリスト作成への緊急抗議行動」。東京四谷・日本賃貸住宅管理協会前。この日、家賃保証会社が新しく法人をつくり、家賃滞納者のブラックリストを作成することを記者発表することに対し、記者会見場の協会前で緊急抗議行動を行う。
⑬ 10月4日 「フツ―の住まいがほしい! 貧困ビジネスは退場せよ! 東京集会」の開催。
東京・新宿農協会館、70名参加。首都圏追い出し屋対策会議、無届・無料低額宿泊所問題弁護団との共催。この間さまざまな団体や個人が「住まい」をめぐる貧困ビジネスの被害を告発し、行動を行ってきた。この取り組みを共有し、貧困ビジネスの退場を迫るための集会。
⑭ 10月24日 「住まいの貧困の解決を―住宅研究交流集会」の開催。東京千駄ヶ谷・日本青年館、120名参加。日本住宅会議、住まい連との共催。基調講演「ハウジングプアの現状と総合対策への提言」(稲葉剛)、分科会・「本物の住宅セーフティネットを」、「住宅の家賃問題を考える」、「住み続けられる住宅とコミュニティ」、「若者の住まいを住宅政策」。
⑮ 11月 「住まいカフェ」の月1回開催と各相談活動 「住まいカフェ」とは、住まいの貧困に取り組む当事者たちが、お互いに支え合える場所を提供するもの。住まいについての悩みや相談に、同じような立場の当事者同士が、お茶とお菓子を食べながら、ざっくばらんに話し合う場として、09年6月頃から月1度のペースで開催。大手家賃保証会社の被害相談、ゲストハウスの被害相談など、様々な相談活動と取り組みの交流を行っている。
⑯ 12月18日 「シンエイ問題について」東京都に申し入れ。 東京都知事はじめ関連部局(不動産課、消費生活部)に「(株)シンエイ、(株)シンエイエステートに対する指導、是正と賃貸住宅トラブルの対応窓 一本化を求める申し入れ」を当事者2名参加し、提出。
⑰ 12月20日 「UR花畑団地(東京都足立区)年末の集い―賃貸住宅の削減反対、本当の団地再生を」に「出張住まいカフェ」で参加。主催・花幡団地に住み続ける会、住まい連。
⑱ 12月25日 「ブラックサンタ大作戦・家賃滞納者DB化の公開質問状の受け取り行動」。
12月12日に一般社団法人・全国賃貸保証業協会(LICC)と加盟業者9社に対して行った公開質問状の回答の受け取り行動と宣伝行動を東京・新橋で行う。
⑲ 2010年1月~3月 毎月の「住まいカフェ」の開催、冊子「みんなのための安心住まいハンドブック~借家人の権利を知ろう~」の執筆・編集。設立1周年記念集会&デモの企画、準備、取り組みの推進。「なくそうハウジングプア! 立ち上がろう借家人!!」
■ ネットワークの1年間の活動(2009年3月~2010年3月) ■
① ネットワークの発足のきっかけ―08年10月19日の反貧困ネットワーク主催の「反貧困世直しイッキ!大集会」(明治公園)の「住まい分科会」の参加者を母体に準備会を重ねて発足。
② 09年3月14日 「ネットワーク設立集会とデモ」、大久保地域センター、200名参加。
賛同団体26団体、個人の賛同46名を得て、「なくそうハウジングプア! 安心できる住まいを!」の実現をめざす各界の個人参加で設立。「設立宣言」-「安心できる住まいをすべての人びとに取り戻すため、ともに立ち上がりましょう」
③ 3月28日 「反貧困フェスタ2009」・住まいの分科会の開催、テーマ「住まいのセーフティネットをつくろう、安心できる住まいとは」、千代田区・神田、「最低居住水準」の模型展示と「私たちが望む住まいとは?」のパフォーマンスなど。
④ 4月19日 「追い出し屋被害ホットライン」の実施。「住まいの貧困、ハウジングプアをなくそう!」、3回線の電話は鳴りっぱなし。63件の相談寄せられ、うち追い出し屋被害11件。
⑤ 5月10日 「全国追い出し屋対策会議・東京集会」の開催。同対策会議と共催。新宿・農協会館。「安心できる住まいを奪う悪質業者に法規制を」
⑥ 6月14日 「住まいは人権デー」駅頭宣伝、リレートーク。「国民の住まいを守る全国連絡会」(住まい連)との共催。1996年6月14日、トルコで開かれた第2回国連人間居住会議で「居住の権利宣言」が採択されたことを記念し、毎年開催されてきた宣伝行動を共同開催。
⑦ 7月8日 「国土交通省・民間賃貸住宅部会」に申し入れ。「民間賃貸住宅部会の公正な審議について」、「部会委員に借主側代表の参加を」、「追い出し屋被害の当事者の意見反映の場を設けよ」、「ハウジングプアの解消に向けた総合的な議論を行うこと」などを申し入れ。
⑧ 8月4日 住宅賃貸会社、管理会社の「(株)シンエイ、シンエイエステート」に要求書送付。
「貴社の契約内容および管理行為に違法、もしくは不当行為が見られたので、ここに抗議し、謝罪および改善を求める。」、督促手数料(滞納違約金)の支払いの義務付け、退室立会費の徴収、脅迫・威迫行為の実施などに対して。
⑨ 9月12日 「シンエイ問題の相談会と弾劾デモ行動」。東京・立川。「入居者同士のつながりで安心できる住まいを求めて立ち上がろうー住まいの権利確立に向けて」。シンエイ問題の相談会の開催、3名の「元・現」入居者が「滞納違約金と退室立会費の返還求める通告書」を記入。デモ行動を実施後、通告書を提出。
シンエイ、督促手数料(滞納違約金)3千円の徴収を撤回―9月12日の相談会とデモ行動、通告書の提出とその後のたたかいによって、09年12月、シンエイは滞納違約金3千円の徴収を撤回しました。
⑩ 9月13日 「安心できる賃貸住宅の実現を求める市民集会―住まいを奪う追い出し屋に法規制を!」。東京四谷・主婦会館、90名参加。全国追い出し屋対策会議、賃貸住宅トラブルネットワークとの共催。「安心できる賃貸住宅の実現求める宣言」を採択。
⑪ 9月18日 「民間賃貸住宅部会は当事者の声を聞け」国交省前宣伝行動。この日、第7回民間賃貸住宅部会が開催され、消費者団体等からのヒアリングが行われた。「私たち抜きに私たちの住まいについて決めるな」のビラ配布、ハンドマイクによる宣伝を行う。
⑫ 9月29日 「家賃保証会社によるブラックリスト作成への緊急抗議行動」。東京四谷・日本賃貸住宅管理協会前。この日、家賃保証会社が新しく法人をつくり、家賃滞納者のブラックリストを作成することを記者発表することに対し、記者会見場の協会前で緊急抗議行動を行う。
⑬ 10月4日 「フツ―の住まいがほしい! 貧困ビジネスは退場せよ! 東京集会」の開催。
東京・新宿農協会館、70名参加。首都圏追い出し屋対策会議、無届・無料低額宿泊所問題弁護団との共催。この間さまざまな団体や個人が「住まい」をめぐる貧困ビジネスの被害を告発し、行動を行ってきた。この取り組みを共有し、貧困ビジネスの退場を迫るための集会。
⑭ 10月24日 「住まいの貧困の解決を―住宅研究交流集会」の開催。東京千駄ヶ谷・日本青年館、120名参加。日本住宅会議、住まい連との共催。基調講演「ハウジングプアの現状と総合対策への提言」(稲葉剛)、分科会・「本物の住宅セーフティネットを」、「住宅の家賃問題を考える」、「住み続けられる住宅とコミュニティ」、「若者の住まいを住宅政策」。
⑮ 11月 「住まいカフェ」の月1回開催と各相談活動 「住まいカフェ」とは、住まいの貧困に取り組む当事者たちが、お互いに支え合える場所を提供するもの。住まいについての悩みや相談に、同じような立場の当事者同士が、お茶とお菓子を食べながら、ざっくばらんに話し合う場として、09年6月頃から月1度のペースで開催。大手家賃保証会社の被害相談、ゲストハウスの被害相談など、様々な相談活動と取り組みの交流を行っている。
⑯ 12月18日 「シンエイ問題について」東京都に申し入れ。 東京都知事はじめ関連部局(不動産課、消費生活部)に「(株)シンエイ、(株)シンエイエステートに対する指導、是正と賃貸住宅トラブルの対応窓 一本化を求める申し入れ」を当事者2名参加し、提出。
⑰ 12月20日 「UR花畑団地(東京都足立区)年末の集い―賃貸住宅の削減反対、本当の団地再生を」に「出張住まいカフェ」で参加。主催・花幡団地に住み続ける会、住まい連。
⑱ 12月25日 「ブラックサンタ大作戦・家賃滞納者DB化の公開質問状の受け取り行動」。
12月12日に一般社団法人・全国賃貸保証業協会(LICC)と加盟業者9社に対して行った公開質問状の回答の受け取り行動と宣伝行動を東京・新橋で行う。
⑲ 2010年1月~3月 毎月の「住まいカフェ」の開催、冊子「みんなのための安心住まいハンドブック~借家人の権利を知ろう~」の執筆・編集。設立1周年記念集会&デモの企画、準備、取り組みの推進。「なくそうハウジングプア! 立ち上がろう借家人!!」
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